親権を決める時のポイントをご紹介!
2024.08.20 NEW大阪市に拠点を構える「園田すみれ法律事務所」では、日常生活で起こるトラブルや離婚問題解決に豊富な実績を持つ法律事務所です。
今回は、親権を決める時のポイントについてご紹介いたします。
〇子どもの面倒を離婚以前にみてきたか
親権を決める際には、これまで子どもとより多く時間を過ごしてきたり、子どもの面倒をみてきた方が、引き続き監護を担うべきである、という考えがあります。
離婚の調停や裁判では、子どもとすでに一緒に過ごしている方が親権を獲得しやすくなるでしょう。
〇離婚後にも子どもとの時間を充分に確保できるのか
子どもが未就学児童である場合は、子どもとの時間を多く過ごせる方が親権者として望ましい、という考えがあります。
特に子どもが体調を崩したときに、すぐに保育園や幼稚園に迎えに行けるか
職場や保育園、幼稚園の協力を得られるか
これらの条件をクリアできる方が親権を獲得しやすくなります。
〇収入の安定
子どもを養育していくには、なによりも安定した収入が不可欠です。そのため、親権者の収入が安定しているのか、経済力も重要な判断要素になります。
しかし、たとえ収入が低くても養育費を支払ってもらうことで子どもの養育ができるため、収入が低いからと親権を諦める必要はないでしょう。